女性の肌を守る

注射

特質した保湿性

乾燥する時期に一番気になってくるのが肌の乾燥です。潤いをどうやって保つか女性にとっては大きな問題です。近年、ヒアルロン酸の化粧品やサプリは大変よく見かけるようになりました。ヒアルロン酸の成分は、Nアセチルグルコサミンとグルクロン酸によって構成された高分子です。元々は眼球の硝子体の成分として発見されました。粘性が高く皮膚や軟骨の多くを構成しています。人間は無数の細胞でできていますが、その細胞同士を結合させている主成分がヒアルロン酸なのです。少し前まではシワの治療に対してコラーゲンの注射がよく行われていました。コラーゲンとヒアルロン酸では大きな違いがあります。コラーゲンはアミノ酸の一種でありタンパク質です。タンパク質は、三大栄養素であり重要な栄養素です。ですが同時にアレルギー反応を引き起こす原因物質です。ですので、事前にアレルギー反応があるか調べる必要がありました。対してヒアルロン酸は、前述の通りアセチルグルコサミンとグルクロン酸が結合した糖です。アレルギー反応はほとんどありません。ただ、高分子で粘性があるので、細い注射針だと注入しづらいことがあります。そのため、太めの注射針を使用するわけですが、麻酔などを使用して痛みを感じないよう工夫している医療機関が多いようです。

効果的な使用方法

ヒアルロン酸は、化粧品によく使われています。実際にそれを含んだ化粧水は肌に潤いを与えます。ただ、ヒアルロン酸は高分子であるため、直接肌から取り込めるということはありません。洗顔後、皮膚は自らを守るため皮脂を分泌して肌に潤いを与えようとします。ですから、洗顔後にヒアルロン酸入りの化粧水を使って皮膚と化粧水の間の皮脂を守り、その上から美容液や美容クリームを塗って潤いを保ちます。クリニックなどでは、ヒアルロン酸は目の下の小ジワなどによく使用されます。目の下の皮膚はかなり薄く、睡眠不足や眼精疲労などによって血液循環が悪くなると、血液が溜まってクマとなってあらわれます。また、年齢とともに目の下が垂れてきて深いシワとなります。使用されるヒアルロン酸は、濃度、粘性、硬さによって様々な薬剤があります。一般的に硬いものは効果が長期間に及び、柔らかいものは効果が短くなります。ただ、ヒアルロン酸はあくまでも元々は体の成分としてあるもので、いずれは代謝されます。つまり、意図的に代謝されづらい薬剤を調合したものは、ヒアルロン酸以外の余分なものも入っているわけです。ですので、一概に効果が長く続くものが良いヒアルロン酸の調剤であるとは言えないのです。